こんにちは。PAPERMOONの冬野です。
今日の東京は一段と冷えますね〜。
明日も出張教室なのですが、ちょっと温かいといいなあ〜☀️
さて、早いものでもう一週間が経ち、金曜日😄
はい、ライトセラピーレッスンの日ですね。
前回の「ライトセラピー2」は、たくさんの方にお読み頂きまして、 ありがとうございました。
今日は続きの「私がライトセラピーを始めたきっかけ」の、その2となります。
なぜ私がライトセラピーに注目するようになったか。
それをお話ししていきたいと思います。
それは今から15年ほど前の、駆け出しの頃に開催していた
あるカルチャーセンターでの出来事だったのです。
まだ自分のアトリエが持てなかったその頃、東京都内、近郊のカルチャーセンターで、
複数の講座を持たせてもらいながら仕事をしておりました。
ある日のことです。
その日は、ある年配の女性の生徒さんの作品(灯り)が完成する日でした。
お教室では、今では恒例行事になりましたが、
どなたかの作品が出来たときはお部屋を暗くして、点灯式💡を行っています。
他の生徒さんもみな一度手を止めて、完成作品を鑑賞し合う、楽しい時間です😄
その時でした。その年配の女性が完成をとても喜ばれたあと、しばらくしたら
ハラハラと涙を流し始めたのです😢
私はちょっと驚きつつも、「きっと完成があまりに嬉しくて喜ばれているのね」と
一緒に喜びを共有したつもりでおりました。
ところがその後仕事を続けていく中で、同じような場面に出くわすことが度々でてきます。
ハラハラと泣かれる方はさすがに多くはないですが、
ぽわ~と優しく灯るあかり(ライト)を前に、涙ぐまれる方は少なくありません😿
そしてみなさんがそれまでは語られなかった心の内や感情を、
灯りを前にしてお話しされたりするのです。
先日も「感動して、ちょっと放心状態です」とまでおっしゃった方がありました。
今このブログをお読みの方は、なんだか想像しにくい場面かもしれません。
はい、無理もありません。私も最初はなんだか分からなかったのです。
ただ、ライトを作っただけなのですから!
でも日々、こうした出来事を目の当たりにするにつれ、
次第に、単に完成を喜ばれているだけではないことに気付き始めました。
「光」は私達人間の心に、
何かしらの働きかけをするのではないかー。
そう思いはじめたこと。
これがライトセラピーの最初のきっかけだったのです。
思ったら、調べずにはおれませんでした 💨💨💨
私はやや過剰なくらい、好奇心が旺盛なのです‼️
はい、困ってしまうくらい💦
でもその甲斐あって、良き指南書に出会うことができました。
こちらです。

米国ワシントン郊外にある国立精神保健研究所(NIMH)にて、
研究員として20年以上勤務、「米国のベストドクター」にも選ばれている、
ノーマン・E・ローゼンタール博士の著書『季節性うつ病』です。
ノーマン博士は、良い師と同士に恵まれ、共にうつ病等と生体リズムの研究を行い、
季節性感情障害(SAD)を発見した世界的権威です。 そして治療法として光療法を用いた試みを、つぶさに印しているのが、上記著書となります。
そんな偉い先生なのですが、文章同様、とても優しい面持ちが特長の方です。
私はまだお会い出来ていませんが、来日をされたこともあるようですね。
そして文章を訳した方もまた先生のファンであられ、素敵な訳文で書かれてあります。
そのノーマン博士。きっかけは、自分の患者さんが、季節(とりわけ冬)によって、
心理状態が悪化する傾向を感じ取り、季節、そして光✨ が、
人の心理や、感情、行動に何かしらの影響を与えているのではないかー
という仮説をもとに、研究をスタートさせていきます。 と、ちょっと熱く語り過ぎてますかね?私。
でもこの本。既に廃盤になってしまっているのですが、とても良い本なのです。
もう何度も読んで、ボロボロになりかけてます。そしてこの本のおかげで、
私が疑問に思っていたことの靄が、一気に晴れた気がしました。 もし、皆さんご自身、あるいは周りの方で、季節によって気持ちや行動に影響を感じて
いる方があれば、一度SADを疑ってみることも得策かもしれません。
本の中にも「私がおかしかったわけじゃないんだ!」と救われる患者さんが、
数多く登場します。
私も冬野という名前ながら、「冬」が苦手です(幸い、大きな変動はありません)。
やはり太陽がしっかり降り注ぐ季節が好きだなあ~☀️
…と、ちょっと長くなってしまいましたので、この続きはその3とさせていただきますね。
次回もこの本に何が書かれてあるかを説明しながら、ライトセラピーを続けていきます。
またお会いしましょう。
>>>この続きは、ライトセラピー4 へどうぞ!
>>>レッスンを始めからお読みになりたい方は、ライトセラピー1 からどうぞ!
◉ ライトセラピーレッスン PAPERMOON ◉
講座のお問合せは こちら から